第二級活字中毒者の遊読記

酒の肴は一冊の本。旅の友も一冊の本。活字中毒者の書評と読書感想文。

Archive: 2017年03月10日  1/1

「しろいろの街の、その骨の体温の」村田沙耶香

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 これは・・・すごかったです。 「コンビニ人間」読む前に挟もうと思って読んだんですが、とてもローテーションの谷間ではありません。 主戦格ですね、エースですよ。 こんなすごい小説書ける人が36歳までコンビニでアルバイトしてるとは、世の中はほんと奥が深くて面白い。 これこそ芥川賞じゃないの、コンビニ人間はこれより凄いのでしょうか。 背筋が震えるくらいレベルの高い青春文学の傑作でした。 あらすじ。 主人...

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