「勝手にふるえてろ」綿矢りさ

なぜこの本を読んだかというと、週刊ブックだったかな・・BSの番組で本人が出演してるのを見たからです。

2004年に金原ひとみと芥川賞をダブル受賞したのはまだ記憶に新しいですが、当時は衝撃でした。
相当に可愛かったですからね二十歳だったかな?天は二物を与えたもうた、と唸りました。
人間の観察という点において同級生にしても異性の登場人物にしても独特の勘みたいなものと鋭さがあって、モンスターだなあと思いましたね。
こんなに可愛い女の子がこんな小説を書けるのか、これはモンスターでしょと。
じっさい、金原ひとみの作品のほうが私は大好きで、「蛇にピアス」は大傑作だと思っていたのですが、授賞式では、かすんでいましたね。金原ひとみもキレーな女性なんですけどね。

で、久しぶりに見た感想はというと
太ってましたええ。
少しだけ、クイズ番組によく出てくるような聡明で賢いオバサンタレントの片鱗が感じられました。たとえば麻木久仁子とか倉田真由美(漫画家)とか。
もちろん、綺麗なんですけどね。今もたぶんこれからも。

で、肝心の「勝手にふるえてろ」です。
私が覚えている「蹴りたい背中」のイメージと匂いからそんなに変わらなかったです。
相変わらず人間観察、人間関係考察がずばぬけて優れてるなあ、と。
この人、もちろん職業作家で大学卒業後(早稲田)、就職した経験がないと思うのですが、それでも社会人の心理観察もできるんだなあと。やっぱり一種の天才ですかね。というか、延長でなんでも出来ちゃうんでしょうね。社会人だって大学生の延長だし、大学生だって高校生の延長ですもんね。作家も一般人の延長ですか。
「彼は自由だ、縛りきれない、私は彼の自由を愛せない」
いい言葉ですね、そのあとに展開していく物語はもっと面白いです。

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