「世界を操る支配者の正体」馬渕睦夫

 “ウクライナ危機”の裏側に潜むもの。
 そこには、ハルマゲドンをも引き起こしかねない導火線があった。
 その真相とは!?
 駐ウクライナ大使、防衛大学校教授を歴任したベテラン外交官が斬る、いま地球を占領しつつある黒い未来の正体。

 昨年11月に始まったウクライナ国内の政争は、2014年3月18日にロシアがウクライナ領クリミア半島の住民投票の結果を受け入れロシア領としたことで、世界を巻き込む事態になりました。
 アメリカは激怒しましたね。経済制裁を発動し、日本などG7を無理やり従わせました。
 親露派武装勢力の仕業と云われている7月17日のマレーシア航空機撃墜は、記憶に新しいところです。
 ニュースも頻繁にやってましたが、しかし、極東の日本からしてみると、それほど身近な出来事ではありません。
 クリミア半島は黒海に突き出た半島ですが、どんな形をしているのかさえ知りません。
 ところが、この日本から遠く離れた場所さえ定かではない異国の揉め事が、世界の将来を左右すると著者は言うのです。
 それはいったい、どういうことなんでしょうか?

 もうめんどくさいので、結論、言ってよろしいか?
 著者がいうには、ウクライナ危機は、アメリカをはじめ世界の国々を裏側から牛耳っている国際金融勢力が、ロシアのプーチン大統領を抹殺(失脚)させるために仕組んだ陰謀だというのです。
 国際金融勢力というのは、ナポレオン戦争で大儲けして一躍ヨーロッパの実質的な権力者となったネイサン・ロスチャイルドに代表される、ユダヤ系の巨大財閥のことです。彼らが国家を牛耳っているというのは、国家は自ら通貨を発給できずその役目を民間中央銀行が負っているために、通貨を必要とするときは中央銀行に借金をするという形になっています。つまり、中央銀行が政府に融資をするというシステムになっているのです。
 じゃあ、中央銀行のお金はどこからきているのかという話になりますね。
 アメリカの中央銀行FRBの株主は、ゴールドマン・サックスやロスチャイルドであることが明らかになっています。
 国際金融勢力が目指しているのは、市場の力、マネーの力という徹底した利己主義を世界中津々浦々まで押し広げるグローバリズム。金の力によって国家の無力化、民営化を謀り、究極的には世界政府の樹立を目指しています。
 その道程の邪魔になっているのが、ロシア民族主義者であるプーチン大統領なのです。
 ロシアは中国と違って、グローバル市場に取り込まれていません。
 1991年に誕生した新生ロシアは当初、天然資源の国営企業を担保に国際金融勢力から融資を受け、西側の自由主義経済の導入を目論みましたが、失敗。
 結局、タケノコのように乱立したユダヤ系の新興財閥は、プーチンとの戦いで抹殺されました。
 現在ロシアの国家収入の25%を占めるガスプロムの経営者は、プーチンの知己であるアレクセイ・ミレルです。
 国際金融勢力のグローバリズムにとって、敵であるのはナショナリズムです。
 だから、敢然とグローバル市場に対決姿勢を取り、国粋的なロシア主義者であるプーチンは敵なのです。
 ロシアがグルジアに武力侵攻したときは無視していたアメリカが、なぜそれよりよほど事態の軽いクリミアの併合でこれほど激怒したのか。それは、これを機にプーチンを追い詰めようとしているためです。
 マレーシア機の撃墜事件も、親露派の仕業ではないと考えられると著者は書いています。

 プーチンと日本の安倍晋三は仲がいいですよね。
 天然資源に頼っているロシアは、日本の力を借りて近代工業化を目指したいようです。
 アメリカに言い含められて、日本もロシアへの経済制裁に同調していますが、その内容は無害なものです。
 本書の内容が事実であるなら、ロシアと日本というふたつの国が、これからの世界のキープレイヤーになります。
 そのためには、これ以上、日本のグローバル化を許してはならないのです。
 我々は自由に生きているようでありながら、金の奴隷=ユダヤ金融勢力の束縛にがんじがらめにされています。
 メディアの言うことだって、メディアを操作しているのは彼らなのですから、方向付けがされているわけです。
 各国中央銀行のネットワークであるIMFの言うことなんて絶対に聞いちゃいけません。
 日本国民に負担を負わせて、金を隅から隅まで搾り取ろうとしているのです。冗談じゃないよ。
 「国境をなくそう」とかほざいてるエセプロ市民団体は詐欺師みたいなもんだとは思ってましたけどね。
 まさか、アメリカという国がハリボテだったとは!




 
 
 
 
 
 
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